受身形と能動形の対応付け [@Sasano:2013:EMNLP]

[@Sasano:2012:SIGNL]を発展させて英語にしたもの. 主な違いは

  • 類似度の説明が詳しくなっている
  • "parameter vector x"
    • スコアの補正に関してweighting factor $f_{pp}$を導入
    • $sim_{DIST}$に$\alpha$というパラメータを導入
    • $f_{pp}$とともにその値をhill-climbing algorithmで学習
  • 実験
    • 2-fold cross validationにした
    • エラー分析を詳しく書いている
  • 使役形と能動形(せる,させる)の対応付け
    • 新しく行った
    • 基本的には同じアルゴリズム
    • ただし,対応の可能性が異なるので,そこを変更 (Algorithm1の3,4行)
    • 評価は\cite{Murata:2003:CICLING}のデータを使用
主体 客体
能動文 に,対応なし
使役文 を,に

コメント

  • Table 1の対応表は参考になりそう

References