GnuCash
設定
通貨情報等を取得する場合
- 2017年11月以降仕様が変更され環境変数
ALPHAVANTAGE_API_KEY
をセットしないといけなくなった - ここでキーを取得する
ALPHAVANTAGE_API_KEY=<YOUR_API_KEY> gnucash
で起動
日本のマーケットの情報を表示できるようにする
gnucash-cli --quotes info
で動作確認perl -e "print join \"\n\", @INC"
でインクルードパスを確認cpan
でFinance::Quote
がインストールされているディレクトリを確認する
$ sudo cpan
> i Finance::Quote
INST_FILE /usr/share/perl5/Finance/Quote.pm
- (INST_FILE)のディレクトリ以下の
Quote
に移動- この場合は
/usr/share/perl5/Finance/Quote/
- この場合は
- YahooJapanモジュールをダウンロードする
sudo wget https://raw.github.com/LiosK/Finance--Quote--YahooJapan/master/lib/Finance/Quote/YahooJapan.pm
ALPHAVANTAGE_API_KEY=<YOUR_API_KEY> FQ_LOAD_QUOTELET='-defaults YahooJapan' gnucash
で起動YahooJapan.pm
がインストールされていないと,「オンライン相場表を取得」がグレーアウトする
マーケット情報が取得できないとき
- Finance::Quoteのアップデートを行なってみる
- 突然取得できなくなったときは,フォーラムで話題になっていないかチェックする
sudo cpan
upgrade Finance::Quote
表示項目
次の項目を表示しておけば良さそう. 貸借残高が赤字になっていないか注意. (特に銀行口座.赤字だとクレジットカードの引き落としが失敗する.)
- 勘定科目名
- 説明
- 現在の残高(JPY)
- 現時点の残高
- 貸借残高(期間)
- 今期の増減
- 特に,収益や費用の項目はここを見ると良い
- 貸借残高(JPY)
- 最終的な残高
- 将来の最小(JPY)
- 将来,残高のとりうる最小値
その他の設定
- 日時表示をISO形式にする
分析
以下の設定をすると見やすい
- 「価格の情報源」を「時間的にもっとも近い」にする.
- 表を表示する
- グラフのプロット幅を大きめにとる
- 開始日付を適当な月の1日にして,ステップサイズを月にする
資産推移を見る (ストックの分析)
帳簿 -> 資産・負債 -> 純資産棒グラフ
収入支出のバランスを見る (フローの分析)
帳簿 -> 収益・費用 -> 収益・費用チャート
支出推移を見る (支出項目の分析)
帳簿 -> 収益・費用 -> 費用棒グラフ